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トッキー
2015.2.19 05:23新刊情報

朝日新聞の「戦争のリアル」はリアルではない。

今日(2.19)の朝日新聞の連載記事

「戦争のリアル」には、

戦後70年が経ち、

ひめゆりの語り部が高齢化のため

この3月末で「講話」を終了する

ということも書かれていました。

 

以前取材に行ったときに

話を聞いた語り部の方々も

全員引退ということで、

長い間お疲れ様でした。

 

今後、語り部を「継承」するという

38歳の説明員は

「戦争は体験したものにしかわからない。

でも、体験していないからこそ伝えられることがある。

体験者が言葉にできない思いを伝えたい」

と語っているそうです。

 

確かに、語り部の人たちが

決して言葉にしなかったことがあります。

 

「私たちの卒業証書は

靖国神社の入場券になるのよ!」

 と言っていたひめゆり学徒がいたことを!

 

生き残った語り部の言葉は、

戦後の価値観に染まったものであり、

戦死したひめゆり学徒のリアルな心情は、

全く語られてこなかったのです。

 

『新戦争論1』の第14

『国民の手本、少女学徒隊』

 は、これを真正面から描きました。

 

そして、
「涙なくしては読めませんでした」

という感想をたくさん
いただいています。

 

体験者が語っているから

「リアル」であるとは限りません。

 

ましてや朝日新聞が書く

「戦争のリアル」なんて、

全然リアルじゃありません。

 

本当の「戦争のリアル」を

描いているのは『新戦争論1』です!

 

トッキー

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